チームをまとめる立場になると、「本当にこのチームで成果を出せるのだろうか?」
「メンバーはついてきてくれるのだろうか?」となにかと不安になることもありますよね。
特にマネジャーという立場になりたてだったりすると、
どんなことをすれば良いのかわからないことだらけだと思います。
では、成果を出す良いチームを率いているマネジャーはどのようなことをしているのでしょうか?
今回は著書「世界最高のチーム」の内容をもとに、
良いチームづくりのために活用できるテクニックや考え方などをご紹介していきます!
ライフ・ジャーニー
良いチームづくりのためには、まずはそれぞれのメンバーのことをよく知る必要がありますよね。
しかしこの相手を知るということは非常に難しいです。
その時に有効な手段が「ライフ・ジャーニー」というセッションを行うことです。
これは、人生のターニングポイントの話をして貰うという手法になります。
具体的なやり方は次の通りです。
人生のターニングポイントにおける以下の3つの内容を紙に具体的に書いてもらう
①その時とった行動
②その行動をとった意図
③その時味わった感情
書いてもらったあと、4分程度で説明して貰います。
人生のターニングポイントのような重要な場面での行動や感情というのは
その人の価値観や信念を大きく表すものになります。
つまり上辺だけの会話ではなく、本音ベースでの会話ができるということです。
これを一度やってみるだけで、各メンバーがどんなことを大事にしているのか
その人の根本的な考え方を知ることが出来るのです!
実際にやってみると、実践した前と後では教育の仕方に非常に大きな影響があることを
実感出来ると思います。
成果をあげているマネジャーはプライベートの相談にのっている
成果をあげているマネジャーは仕事の話をしているだけではありません。
プライベートの相談にのっているマネジャーが多いのだといいます。
これを聞くと、「プライベートの相談なんてされても、良い答えを出せない」と
自信が持てない方もいるのではないでしょうか。
しかしその心配はいりません!
プライベートの相談に乗るといっても、解決してあげる必要はないのです。
しっかりと聞いてあげる、そして気にかけてあげることが大切です。
話を聞いて、例えば一週間後に「そういえばあの件、大丈夫だった?」というように
気にかけている言葉を投げかけてあげるだけで、メンバーとの信頼関係は深まります。
まずはしっかりと聞いてあげて、プライベートの相談も気兼ねなくして貰えるような
信頼関係を築ければ自然と成果が出るチームになっていきます。
まとめ
良いチームづくりのためには、メンバーのことを理解することは欠かせません。
そしてそれは上辺だけの理解ではなく、本質の価値観の部分を理解しなければ
その人に合った教育もできないですし、深い信頼関係も築けません。
個人的には、ライフ・ジャーニーというセッションを
まずは楽しみながらやってみるのは非常に大きな一歩になると思います。
きっと様々な発見があるはずです。
少しでも悩んでいる方は、ぜひ試してみてはいかがでしょうか。
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