1時間睡眠を削れば、1時間仕事が出来ます。
しかし1時間眠れば、数時間分の生産性が入ります。
そんなこと信じられない、分かっていても実行出来ないという方のために
「エッセンシャル思考」という本の内容をもとに睡眠の重要性を紹介していきます!
睡眠がなぜ重要か
人間の脳は、わたしたちが眠りについているあいだ、膨大な情報の整理と再構築を行っています。
当著書ではゆっくり眠れたグループと睡眠の邪魔をされたグループに分け、
数学クイズを解かせる例が書かれています。
やはりその結果としてはゆっくり眠れたグループの方が正答率が2倍も高かったそうです。
その他にも、1日の徹夜や1週間の4~5時間睡眠によって、
血中アルコール濃度0.1%分に相当する機能低下が起こるということも書かれています。
酔っぱらいを引き合いに出し、同じ酔っぱらいの状態と変わらないにも関わらず
睡眠を削っている人はなぜか働き者だと評されるということが指摘されています。
確かにこの酔っぱらいとの比較の考え方はわかりやすい気がしました。
睡眠を大事にしている人の事例
当著書ではまず一流のバイオリニストの例を挙げています。
一流のバイオリニストともなれば、1日に何時間も寝る間を惜しんで
ひたすら練習をしているイメージですよね。私も実際にそう思っていました。
ところが、練習量が多いことは事実としながらも、睡眠についても
平均して1日8時間とっているということが書かれています。
さらに週に平均で2.8時間の昼寝までしているそうです。
これはただ長時間練習することが良いのではなく、睡眠により集中力を高め
1時間あたりの練習効果を最大限に高めているということが言えます。
その他にも当著書では、アマゾン創業者のジェフ・ベゾスが眠りの効用について
このように語っていることも書かれています。
注意力が高まり、思考が明晰になります。8時間眠った日は、ずっと調子がいいですね。」
世界の有名な起業家、成功者達も眠りの重要性を語る時代です。
寝る間も惜しんで朝から晩まで働くことが成功への近道という考え方はもう古いのでしょう。
まとめ
まとまった睡眠がとれない人は昼寝をするだけでも効果があると言います。
睡眠を軽視して仕事をしている自分に酔っていませんか?
疲れて仕事をした気分になるために長時間労働をしていませんか?
これからの時代確実に生産性が求められます。
うまくいかない時、煮詰まった時、思い切って寝てしまうのも良いかもしれませんね。
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