成長のためには何が必要だと思いますか?
自分はともかく、他のメンバーの成長を促すためにどのようなことをしたら良いのか
悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
私もそんな想いから当著書を手に取りました。
今回はこのリフレクションという考え方や、
どういった方法があるのかなどを学んでいきたいと思います!
リフレクションとは?
リフレクションとは内省のことで、客観的に省みることをいいます。
「省みることなんてとっくにしてるよ!」と思う方もいるかもしれません。
しかしそもそもそれは”反省”ではないでしょうか?
内省と反省は違います。
内省は経験を通して賢くなり続けるためのものであり、
成功しても失敗しても関係なく行われるものになります。
ここを意識してみるだけでも成長のスピードが大きく変わるかもしれません!
当著書ではリフレクションのために必要な認知の4点セットというものがご紹介されています。
- 意見
- 経験
- 感情
- 価値観
人間は自分の見たいようにしか見ないと言われています。
そのためリフレクションは非常に難しいです。
なので、何を知覚してどのように判断したのか、その背景はどのような経験や感情、
価値観があったのかを知ることが必要になります。
そのためにこの認知の4点セットが非常に有効です。
ではどのように活用すればよいのでしょうか。
やる気の源を知る4つの方法
リフレクションの方法として下記の4つのような例があります。
- キーワードリストを活用したリフレクション
- 日々の出来事からリフレクション
- 腹が立った出来事からリフレクション
- 自分史のリフレクション
例えば「腹が立った出来事からリフレクション」する具体例を見てみましょう。
【意見】
最近、腹が立ったこと(ネガティブな気持ちになった経験)をひとつ挙げてください。
会社の方針転換
【経験】
それはどのような経験でしたか?
会社の方針転換で、進めていた案件が中止になった。
せっかく頑張って計画通り進めていたのに!あと3ヵ月あれば成果が出せたのに、
なぜ中止になってしまったのだろう。納得できない。
【感情】
どのような気持ちでしたか?
悔しい
【価値観】
そこから見えてくる、あなたが大切にしている価値観は何ですか?
成果・結果、初志貫徹、オーナーシップ、責任
このようにネガティブな感情からは、大切にしている価値観が表れやすいとされています。
腹が立った出来事があれば、一度このリフレクションをするとスッキリすることもあります。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
人はこのそれぞれの価値観がもとになって感情や行動の変化に繋がっています。
リフレクションを行いこの価値観を探っていくことで、
自分だけではなく他のメンバーの成長を加速させるきっかけとなります。
ぜひまずは認知の4点セットを使い、1つでもリフレクションを行ってみてください!
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