前回は「読書を操る超読書術」という著書より読書術のポイントとして
事前準備の大切さや、スキミングという方法についてご紹介しました。
今回も引き続き当著書から、しっかりと記憶に残すための読書術を学びます。
短期記憶から長期記憶へ
人はすべてのことを覚えていてはパンクしてしまうため
一時保存の役割をする短期記憶と、長期的に大量に保存しておく
長期記憶に分かれています。
読書をしてその後アウトプットが出来るくらいに身につけるためには
いかにこの長期記憶に残せるかがポイントになります。
それではどうすれば長期記憶に残すことが出来るのでしょうか。
忘れた頃に復習すること
効果的な1つの方法としては、忘れた頃に復習をすることです。
よく忘れないうちに何度も復唱したり反復して書いてみたりといったやり方を
している人がいますが、これは短期記憶を繰り返しているだけになってしまいます。
忘れた頃に復習をすることで、「思い出せそうで思い出せない…!!」といった
もどかしい強い感情が記憶のキーになります。
当著書では現実的な復習のタイミングとして
1日後、1週間後、1ヶ月後の復習がおすすめと書かれています。
本を閉じてミニテストを行う
ミニテストと言うと、自分で問題を作って紙に書き出して…といった
作業的なことが頭に浮かぶかも知れません。
しかしここで言うミニテストは、覚えたい箇所で一度、
本を閉じて内容を見ずに思い出すだけです。
これだけ?と感じる方も多いと思いますが、私も実際にやってみると
やはりただなんとなく本を読み進めるよりも圧倒的に記憶に残ります!
まとめ
今回は短期記憶から長期記憶への定着方法、最適な復習のタイミングや
方法などについてご紹介させて頂きました。
読書をしようとすると、どうしても本を読むことが目的になってしまいがちです。
しかし限られた時間でいかに本の内容を自分のものにするかが重要ですよね。
読書をして実践してみるというサイクルを確立するためにも
ぜひ今回ご紹介した方法を試してみて下さい!
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