今回も過去2回に引き続き、著書「1分で話せ」からプレゼン力を学びます。
①、②の記事はこちら→
前回までは結論、根拠、具体例をセットにして話すことが
相手を動かすことに重要な要素だとご紹介しました。
しかしこれだけではなく、更にひと押しが必要です。
それが今回ご紹介する当著書で「超一言」と表現している部分です。
プレゼンを相手の記憶に残す「超一言」!
「良い提案だね」とは言ってくれるものの、結局取引に結びつかない。
営業などの仕事をしているとみなさんこんな経験はいくらでもありますよね。
何回説明しても結局次にお客様先に伺ったら相手は前の話は忘れているものです。
ストーリーを全て覚えて貰うのは無理ですが、
自分の伝えたいことを一言のキーワードで表し覚えて貰う。
これが「超一言」です!
例えば当著書ではこのような「超一言」が紹介されています。
ライブでダイブ
ミュージシャンがライブ中に、客席にダイブする映像はよくありますよね。
プレゼンでも同じような気持ちが大事だといいます。
相手の懐に飛び込んでいくイメージ。
これを伝えるための「超一言」としてこの”ライブでダイブ”という言葉が使われています。
ただ説明を長々と書かれるよりも、このキーワードがあるだけで
だいぶ印象に残りますよね。
人前で話す時の4つのポイント
4つのポイントはこちらの通りです。
- 視線
- 手振り
- 声
- 間合い
視線
話している相手の顔をしっかり見ることは大事です。
これは対面ではなくてWeb会議でも同じことが言えます。
意外と意識しないとカンペを見たり他の気になる部分に目が行ったりしがちなものです。
手振り
大げさ過ぎると手振り自体に気が行ってしまって、話が入ってこない可能性があります。
適度に手振りを入れて意思を伝えるようにしましょう。
声
声のトーン1つで印象はかなり変わります。
大きければ良いというわけではありません。
伝えたいことにあった声のトーンを意識してみましょう。
間合い
沈黙が苦手な人も多く、間合いを取るというのは難しく感じるようです。
相手に想像させる時間を作るためにも、意識的に3秒くらい空けてみることも大事です。
まとめ
「超一言」と、人前で話す時の4つのポイントを取り入れるだけで
相手への印象はがらりと変わるでしょう。
特に4つのポイントは頭では理解出来ていても、いざやってみると
出来ていないということも多いものです。
意識的にポイントを取り入れながら練習をすることで、自信をつけていきましょう!
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