人は話を80%聞いていない!?プレゼン力を上げる方法②

今日から使える仕事術

前回に引き続き「1分で話せ」という著書からプレゼン力を学びます。

①を見ていない方はこちら→人は話を80%聞いていない!?プレゼン力を上げる方法①

1分で話せ 世界のトップが絶賛した大事なことだけシンプルに伝える技術 単行本 – 2018/3/14
伊藤 羊一  (著)

前回は結論と根拠をセットにして話すことの重要性をご紹介しました。

しかし更にもう1つ重要な要素があります。

それはイメージを想像させるということです。

人は想像することで感情が揺さぶられます。

家を買う時に、公園が近い、スーパーが近いといった事実はもちろん大事です。

しかしそれだけでは購入しようという意思決定まではなかなか進みません。

近くの公園で子供と遊んでいるイメージや、スーパーが近くて楽に買い物が出来るといった

イメージを想像することで購入意欲が増していきます。

では想像してもらうための方法はどんなものがあるのでしょうか。

イメージを想像してもらう2つの方法

ビジュアルを実際に見せる

これは当たり前かもしれませんが、実際に写真や絵でビジュアルを見せてしまうのは

わかりやすい方法の1つです。

先程の家の例でも、言葉で立地を説明されるよりも地図や写真で示された方が

聞き手は想像しやすいですよね。

具体的な事例を提示する

ビジュアルを見せることが出来ない場合は、

「たとえば~○○です」と具体的な事例を提示してあげることが効果的です。

これが結論・根拠と更にセットになる最後のポイントです。

根拠のあとに、「たとえば~」と具体例を補足してあげましょう。

当著書では「私は自分が勤めている会社が大好きです」というプレゼンに対しての

事例が挙げられていました。

1点めは、働きやすい環境だからです。

たとえば、フレックスタイムで自由で働け、また、リモートワークで自宅で

働くこともできます。

2点めは、一緒に働いている人たちが素敵だからです。

たとえば、人の足を引っ張るような人は、1人もいません。

3点めは、仕事にやりがいがあるからです。

たとえば、会社は常に新規事業に積極的で、チャレンジする機会に恵まれています。

このように、根拠に「たとえば」を補足することで、より聞き手にイメージを

膨らませて貰うきっかけになります。

まとめ

この根拠と「たとえば」で説明することにより、

相手の左脳と右脳に働きかけ、相手を動かすことに繋がります。

人は80%、相手の話を聞いていないということを前提に、

「1分で話す」ことを意識するだけで相手の反応が大きく変わるかもしれません。

次回も引き続き「1分で話せ」の中から”超一言”や人前で話すときの4つのポイントなどに

ついてご紹介致します。

コメント

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