仕事で成果をあげている人はどのようなことを考えているのでしょうか?
そんな人達から学べる仕事術があれば知りたいですよね。
実はそんな仕事術も難しいものではなく、ほとんどがシンプルな考え方だったりします。
今回も著書「外資系コンサルの知的生産術」から学べる仕事術をご紹介していきます!
前回の内容はこちら・・・
コンサルのプロから学ぶ仕事術とは?①
答えは出さずに、来させる
良い答えは長く時間をかければ見つかると思っていませんか?
なかなか良いアイデアや答えが見つけられない時は、
ついついずっと悩んでしまうことってありますよね。
実際には長く悩むことが良い答えに繋がるというわけではありません!
1時間考えて答えが出ないようなことは、そもそも情報の集め方に問題があるなど
別の策を考えるべきことだったりします。
では良い答えを見つけるためにはどうすれば良いのか?
そこでおすすめなのが、長く考えるのではなく短く何度も考えるというやり方です。
例えば5分考えて、別の場所に移動した時にまた5分考える。
朝に5分考えて答えが出なくても、夜にまた5分考えてみるといったように、
時間や場所を変えて、短く何度も考えるのです。
私も実際に煮詰まった時は無理やりその悩みに時間をかけるのではなく、
一旦別のことをしてから違う感覚の状態で改めてその問題に取り組むようにしています。
この方法であれば答えがなかなか出ないというストレスも溜まりにくく
非常に有効な考え方だと思っています!
常にポジションを明確にする
あなたの意見はどのようなものかと問われた時に、はっきり答えられますか?
よく日本人は対立を避けるため自分の意見を言えないと思われがちです。
しかし自分のポジションを明確にして話をしなければ、良い議論は出来ません。
意見の対立は悪いことではなく、他の意見の人と摩擦を起こすことではじめて
更にその意見の質が高まっていきます。
そしてポジションを明確にしていないと、第三者として意見を言っているだけの
ただの評論家になってしまいます。
あなたの会社にもいるのではないでしょうか?
意見を言うだけ言って何も行動しないという人が・・・。
ポジションを取らずにいると、もしかするとあなたもこんな風に思われてしまうかもしれません!
対立を恐れずに、自分のポジションを明確にして議論するようにしましょう。
アウトプットはレス・イズ・モアを意識する
レス・イズ・モア=少ないほど良いという意味です。
アウトプットは情報量が多ければ良いというわけではありません。
逆に情報を少なくした方が相手に望ましい行動を起こさせることが出来ます。
多くの場合、相手に伝わらないのは情報量の少なさが原因ではなく、
メッセージの結晶化の甘さであることが多いのです。
色々な情報を詰め込み過ぎて、何を伝えたいのかわからなくなることはありませんか?
情報を少なくしようとすることで、本当に重要な部分はどこなのかを見極める練習にもなります。
アウトプットの際は情報を出来るだけ少なくを心がけると相手に伝わりやすくなるでしょう。
まとめ
「答えを出さずに、来させる」という考え方は、特にはっとさせられました。
仕事が遅いと言われてしまう人は、大抵この長く考え込んでしまうという現象に
陥っているように思います。
移動の時間、お風呂の時間、ちょっとスキマ時間など、5分考えるくらいであれば
いつでも何度でも1日のうちにチャンスがありそうですよね。
ぜひ今日から意識して取り組んでみて下さい!
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