何をやるにしてもやる気の高い状態を保つのは難しいものです。
モチベーションを高める方法は色々試したり調べたりしている方も多いのではないでしょうか。
自分自身のことだけではなく、他のメンバーのモチベーションを上げたいということも
よくある課題として挙げられますよね。
今回は著書「BRAIN DRIVEN」で紹介されている内容をもとに、
モチベーションを高める3つの方法についてご紹介していきます!
セロトニンとメラトニンの調整
モチベーションを高い状態に保つためには、睡眠は非常に重要です。
その睡眠の質を上げるために必要なのがメラトニンです。
メラトニンは概日のリズムを調節し、眠りを促す睡眠ホルモンになります。
良質な睡眠のためにはこのメラトニンが必要になりますが、
メラトニンはセロトニンによって作られます。
セロトニンは日中、太陽を浴びることで分泌されます。
つまり、太陽を浴びることが睡眠の質を上げるためには必要なのです!
朝起きてからの自身の行動を振り返って見て下さい。
在宅勤務も多くなると特に陽の光を浴びることは少なくなってしまいますよね。
意識的に陽の光を浴びることで睡眠の質が上がり、
モチベーションを高い状態に保つことに繋がります。
予測差分によるモチベーションの利用
高い報酬によってモチベーションが上がるということはあるかもしれません。
しかしそれは短期的なものになりがちです。
人間は高い報酬でもそれが続くと慣れていってしまいます。
報酬によるモチベーションの向上の中でも効果が大きいのは、予測差分が大きいものです。
報酬自体の高さに関わらず、想定していたよりも大きいという差がモチベーションを向上させます。
また、逆に想定していたよりも小さいという差は非常にモチベーションを下げるものとなります。
そのためもし報酬によるモチベーションの向上を目指すのであれば
定期ではなく不定期にサプライズ的な報酬が有効です。
また、コントロール出来ないものなのであれば、
過度な期待をしないでおくことも自分自身のモチベーションのためには有効かもしれませんね。
楽しいと感じる状況を作る
勉強や反復練習などはつまらないと感じるものが多く、
やる気が起きにくいものです。
しかしやることそのものに興味がなくても、楽しい状況にすることで興味が湧き、
モチベーションを上げることは可能です。
子供の頃好きじゃない教科の授業も、面白い先生だと興味を持って
授業に臨むことが出来ましたよね。
それは大人になっても同じです。
やることそのもの以外に、その周りの状況でも良いので
興味のある状況を作ってモチベーションを上げていきましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
・日中は陽の光を意識的に浴びて睡眠の質を上げる
・サプライズ的な報酬を活用する
・やることそのものではなく周りの状況を楽しいものにする
以上のことを意識するだけで、今までよりやる気が出る時間帯が多くなると思います。
まずはすぐに出来そうなことを試して、効果を実感してみて下さい!
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