経営コンサルタントとして35年間失敗ゼロ!?
そんな人がいるのかと私も最初は驚きました。
それがあの有名企業「船井総研」の創業者・船井幸雄氏です。
35年間失敗をしていないという凄腕の経営コンサルタントは経験をし、
どんな考え方を持っているのでしょうか。
今回はその成功の秘訣の詰まった一冊をご紹介致します!
今の仕事を天職だと思うこと
「今の仕事は自分に合ってないのではないか?」
そう思ってしまう経験は多くの方があるのではないでしょうか。
天職がどうかなんて、最初は誰にもわかりません。
しかし天職かどうかは、まずは一生懸命やったところではじめて気付くものです。
私も新卒の頃は何もわからずに営業職をやっていました。
その時はとにかく目の前のことに必至で続けていましたが、
結果的には今は天職だと本気で思えるようになっていることを
改めて気付かされた内容でした。
船井幸雄氏によると、本気で3年もやれば実力がつくといいます。
まずは3年間、本気でやってみることで何か見えてくるかもしれません
天職を探すことを考えるよりも、まずは今やっていることを天職だと思って
本気で取り組んでみることが成功の秘訣だといえそうですね。
長所伸展
欠点を補うのか、長所を更に伸ばすのか、難しい問題です。
当著書では長所を伸ばす、つまり「長所伸展」こそが成功の秘訣だとされています。
出来るだけ短所には触らず、長所を伸ばすことに集中する。
自分の成長のことだけではなく、人財開発という面においても
ほめて認めて喜ばせて、悪いことや欠点を指摘したりしないことが大切です。
これは経営においても人生においても同じだといいます。
船井幸雄氏は小売店のコンサルティングを多く手掛けていたそうですが、
この長所伸展法という考え方で何度もピンチを救ってきたそうです。
エゴを減らした思いを何度も口にする
当著書の最後の方は少しスピリチュアルともいえる内容になってきます…。
「思い」は波動で、同じものは引き合い、違うものは反発しあう。
自分が出した波動は自分に返ってくる。
なのでエゴを減らした思いを何度も口にすることで、
いい思いが返ってくるという考え方が書かれていました。
「思い」とか「波動」とか、少しイメージしづらいことかもしれませんが、
恐らく船井幸雄氏の中では明確なイメージがあって成功のための道筋が見えているのでしょう。
実際に、「いい思い」を口にしてみることで何か見えてくるかもしれませんね。
まとめ
今回ご紹介しきれませんでしたが、当著書の最後の方では
「顕在意識」「潜在意識」「超意識」といった、個人的にはちょっとスピリチュアルな
要素になってきたなと感じるくらい様相が変わっていったのが面白かったです。
ただの仕事の取り組み方だけではない、失敗しない経営コンサルタントの
考え方の奥底まで覗けたような気がします。
人生や仕事に迷ったり困ったりしている方は、ぜひ読んでみて下さいね。
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