「コンサルを超える」から学ぶ問題解決の思考法③

書籍紹介

過去2回に引き続き、問題解決のための思考法を著書「コンサルを超える」から学びます。

→「コンサルを超える」から学ぶ問題解決の思考法①

→「コンサルを超える」から学ぶ問題解決の思考法②

コンサルを超える 問題解決と価値創造の全技法 単行本(ソフトカバー) – 2018/7/12
名和 高司  (著)

今回はその中でも、”エレベータートーク”のことや、

問題解決のために実践する4つのことなどをご紹介致します!

エレベータートークとは?

エレベーターでたまたま誰かと居合わせた時のことを想像して下さい。

このたまたま居合わせた何秒かの間に、どれだけキーメッセージを過不足なく

簡潔に正しいことが伝えられますか?

このような状況のように、何秒かの間に的確にプレゼンをするようなことを

エレベータートークというそうです。(トイレトークともいうみたいです)

時間がない状況で、だらだらとストーリー立てて話すことは難しいです。

なのでこの場合、結論を先に言います。

歌で言うサビ頭の部分だとイメージして下さい。

インパクトの大きい結論を先に伝えて、動いてもらうところまで持っていくのです。

ただしこれは、サビがききすぎていると相手を怒らせてしまうようなこともあるので

ハイリスク、ハイリターンであるとも書かれています。

状況によってはストーリーテリングのようなプレゼンのほうが向いていることも

あるので、使い分けられるようにしてみましょう。

実践すべき4つのこと

問題解決のために実践すべきこととして、

以下の4つが挙げられていました。

  • みんなでゴールを共有する
  • ゴールと現状のギャップを明らかにする
  • なぜギャップがあるのかをえぐりだす
  • アクションを、時間軸と責任者を決めて明確にする

ゴールを共有し、ギャップを明らかにする、というところまでは

実際にやっている人も多い部分かと思います。

しかしその後、なぜギャップがあるのかを掘り下げるところまではした上で

更に実行していくという部分が難しいのではないでしょうか。

まとめ

前回ご紹介した通り「真理より心理」がここでも非常に重要な

ポイントになってくると思います。

頭ではこうすべきと分かっていることでもなかなか行動に移せないものです。

それを邪魔していることのほとんどが人間の心理です。

ぜひご紹介したような思考法をもとに、問題の本質は何かを見極め

解決のための行動を起こしてみて下さい。

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