仕事が速くなるために必要なことは何か?
それはずばり、シンプルに考えるということです。
シンプルに考えるためには、シンプルなルールを作ってしまえば良いのです。
シンプルなルールがあれば、迅速かつ正確な判断を下すことに繋がります。
では一体、良いシンプルなルールとはどのようなものなのでしょうか。
今回は著書「SIMPLE RULES」の内容をもとにご紹介していきます!
イエスかノーかの境界線
仕事をしていると小さなことから大きなことまで、毎日様々なことを判断していると思います。
しかしその判断にいちいち大量のデータをもとに最良の選択を考えるようなことをしていたら
いくら時間があっても足りません。
そこでこの“イエス”か”ノー”かで判断するというシンプルなルールが効果的になります。
当著書では、良い例とは言えないかもしれませんが、優秀な泥棒の話が載っていました。
泥棒がターゲットにする家を選ぶ時、優秀であればあるほど
かなり綿密に調査をしていると思いませんか?
しかし実は優秀な泥棒ほどシンプルなルールに従っていたそうです。
そのシンプルなルールとは、「外に車がとまっているかどうか」ということでした。
外に車がとまっている場合はターゲットにしないとシンプルに決めていたのです。
このようにシンプルなルールを自分の中で持っていると、
悩む場面が圧倒的に少なくなりますよね。
停止ルール
何かを決めるときにもルールは大切ですが、
逆に何かをやめるときにもルールは非常に大切になります。
引き際がわからずにだらだら続けてしまっていることはありませんか?
そんなときにもしっかりとシンプルなルールを作っておくことで、回避できるのです。
当著書ではこの停止ルールとして以下の2つのようなものが紹介されていました。
- 一定の期間を設けて、その期間を過ぎたら停止する
- 一定の数を決めて、その中で一番クオリティの高いものを選択する
最初から一定の期間や数といった、停止のためのルールを決めておくのです。
簡単なことに思えるかもしれませんが、引き際を見定めることは非常に難しいものです。
タイミング・ルール
タイミング・ルールは、”いつ”がキーワードのルールです。
例えば「不眠症を解消したい」のであれば次のようなものになります。
- 毎朝同じ時間に起きる
- 眠くなるまでベッドに入らない
- 眠れないときは無理に寝ない
- ベッドで過ごす時間を減らす
このように、複雑なことは考えずにタイミングだけをルールとして行動することで
実現したいことにまっすぐに進むことができるのです。
まとめ
話自体は難しいものではありませんが、実際にこの決めたルールに沿って
実行するというのはなかなか難しいものです。
まずはどれかひとつのルールでも決めて実践することで、
なにか違った成果が表れるかもしれません。
ぜひ「仕事が速い人」になるために、試してみて下さい!
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