日々、色々なことが気になってしまって悩みが絶えない方も多いのではないでしょうか。
特に最近ではSNSなどが主流になっていることで、見ようとしなくても周りの
情報が入ってきてしまって気になりますよね。
ストレスをためこまずに悩みを消すためには、”反応しない”ことが大切だといいます。
著書「反応しない練習」では悩みを消すために必要な考え方が学べます。
今回は当著書の要約や気になったポイントを簡単にご紹介していきます!
悩みを理解する
悩みを消すためには、当然その悩み何なのか?どういう悩みなのか?を理解する必要があります。
当著書では人間の欲求を大きく7つに分けて、今の悩みがどの欲求になっているのかを
繰り返し言葉で客観的に理解することが必要だとされています。
7つの欲求とは次の通りです。
- 生存欲
- 睡眠欲
- 食欲
- 性欲
- 怠惰欲
- 感楽欲
- 承認欲
そしてこの心の状態を理解する3つの方法が紹介されています。
- 言葉で確認する
- 感覚で意識する
- 分類する
まず簡単にできそうなのは、1つ目の「言葉で確認する」ということですね!
なにかもやもやした時に、これは何の欲求なのかを考えて言葉にすることで
客観的に見ることができます。
そうすることで、自分はただこの欲求を求めていただけなんだと気付き、
それ以上その悩みに対して考えることがなくなっていくのです。
判断をしない
誰かと話したり、SNSで周りの情報を見てしまうと
いちいち相手の発言や価値観に対して「良い・悪い」と考えてしまっていませんか?
私も実は気づくとこのような判断をしてしまいがちです。
しかし結局この判断をするという行為は、”自分の考えは正しい”と思えることで
安心したいだけのものに過ぎません。
まずは自分は正しいという考えを捨てましょう。
そして基準にするべきは「真実であるかどうか」「有益であるかどうか」という
客観的に認識できるものです。
自分の考え方で「良い・悪い」を判断してしまうから相違があるものに対して
イライラしたり不安になったりしてしまうのです。
では判断をしないために、どのようなことができるのでしょうか。
それは前述の”理解”の部分で出てきたテクニック「言葉で確認する」ことです!
判断してしまったときは、「判断した」と事実を言葉にしてみましょう。
そうすることで判断してしまった自分を認識できるので、
客観的に見ることができるようになります。
まとめ
当著書ではこの他にも、やる気を出すための考え方など
様々なことに応用できることがまだまだ学べる内容となっています。
一気に悩みが完全に消えることはありません。
しかし日々の考え方ひとつで大きく軽減されていくことは事実です。
私もこういった考え方を意識することでほとんど日々のストレスはありません。
ぜひまずは言葉にしてみるといった簡単なところからでも、
試してみると良いかもしれませんね。
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