仕事がはやい人、仕事ができる人は普段どのようなことを考えているのか、気になりませんか?
もちろん単純に作業スピードがはやいというのはあるかもしれませんが、
それは実際には時間で表すと大した数字にはなりません。
私もそんな悩みを持ちなにか良い本はないかと探していたところ
この「時間術大全」に出会いました!
当著書では大切なことに時間を使うために、仕事術がたくさん書かれています。
そしてそもそも、生産性を高めたからといって、一番大事な仕事をしていることにはならないと
述べられていました。
これには思わず、はっとさせられました。
ただスピードを上げるといった生産性を極めることではなく、本質的に大事なことに
時間を使うためにどうしたらいいか?という観点が重要です。
では実際に、当著書でおすすめされている仕事術を実践してみたらどうだったか、
私の経験をもとにご紹介していきます!
1日のハイライトをつくる
ここでいうハイライトとは、今日1日で一番優先したいことは何か?ということです。
仕事をしていると日々の雑務に追われて本当に大事なことに時間を使えている人はごくわずかです。
私も日々の雑務を言い訳に、少し大変だけど大事な仕事は後回しになりがちでした…。
しかしハイライトを1日のはじめに明確にしておくことで、
その後回しだった仕事に手を付けることが格段に多くなりました!
ではこのハイライト、どのように選べば良いのでしょうか。
当著書は以下のようなことを基準に選んだら良いのではないかということが述べられていました。
- 緊急性の高いもの
- 満足感の高いもの
- 喜びを感じられるもの
ここでポイントとして挙げたいのは、仕事に限らなくても良いということです。
趣味でも何でもよくて、意識的にその時間を使うということが大切になります。
なんとなく「今日はこれをやろう」と決めている人はいるかもしれませんが、
意識的に、「必ずこれをやる、そのための時間を作る」と宣言するのとでは
大きな差があるのです。
予定をブロックする
ハイライトが決まったら、自分の予定表にそれを入れましょう!
出来れば時間も抑えることが大切です。
これをしていないと、もちろん自分の意識の中から消えてしまうことを
防ぐ意味もあるのですが、勝手に他の人から予定を入れられることから身を守ります。
何かよくわからない会議の予定が急に入っていたり、
実際に会議に出てみたら本当に自分がその会議に必要だったのかすらわからなかった、
というような経験はありませんか?
Web会議が主流になり、移動の時間を考慮することが必要なくなったことから
余計にこの風潮が強くなった気がしています…。
実はこういったことが大切な時間を少しずつ奪っていっているのです。
私もこの予定をブロックする作戦を実践してから、
余計な会議などでの時間が圧倒的に減ったと実感しています。
雑事をハイライトにする
ハイライトの決め方は、緊急性や満足感、喜びの実感などを
基準に決めると良いのではということを先程お話しました。
実はこれ以外にも、雑事をまとめてハイライトにしてしまうという考え方もあります。
大事なことをハイライトにしたは良いけど、結局は細かい雑事に追われて
「今日もハイライトに手を付けられなかった…」という日は誰にでもあります。
それならまずはその雑事をやっつけてしまうということも一つの手なのです。
もちろん毎日これをやっていたら意味がありません。
しっかりとその日のハイライトとしてまとめて終わらせて
次の日からは本来大切だと考えているハイライトに手をつけられるようにします。
私も日々の雑事がたまってきて頭が整理されていないなと感じた時には
このハイライトの付け方をして、まずはすっきりさせるということを実践しています。
まとめ
仕事ができる人は、大切なことに時間を使うことができる人だと思います。
簡単に手を付けられる仕事や、頭をあまり使わずに慣れている仕事に逃げてしまい
少し難しいと感じる大切なことを後回しにしてしまうということは誰にでもあります。
まずはそういう自分を認識して、決めたハイライトに必ず着手するという
習慣をつけることで仕事の質は大きく変わっていきます!
ぜひ今日から試してみて下さいね。
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