「幸せになる勇気」から学ぶ幸せの秘訣とは?

書籍紹介

以前ご紹介したあの「嫌われる勇気」の続編、「幸せになる勇気」。
この著書もまた、アドラー心理学の内容をもとに多くにことを学べる一冊になっています。

今回はこの「幸せになる勇気」から得た学びをご紹介していきます!

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人生が変わる必ず読むべき1冊!「嫌われる勇気」とは?①

人生が変わる必ず読むべき1冊!「嫌われる勇気」とは?②

単行本(ソフトカバー) – 2016/2/26
岸見 一郎  (著), 古賀 史健  (著)

人間の劣等感は当たり前のもの

劣等感は自分だけにあるものだと思っていませんか?
当著書では劣等感は誰にでもある、人間としては当たり前のものだとされています。

人間は心の成長が体の成長に追いつかない唯一の生き物です。
成長の過程で必ず、心で思っていることと体では出来ないことのギャップが生まれます。
そのため劣等感を抱くというのはごく当たり前なのだといいます。

前作の「嫌われる勇気」でも強調されていましたが、
アドラー心理学では人間の全ての悩みは対人関係にあるとされています。
人間は劣等感がある弱い生き物なので、集団で生きるしかありません。
だから”つながり”を求め続けるものなのです。

その”つながり”の中で重要なのは、劣等感を抱いている部分を他者と比べるのではなく
「わたしであること」に価値を置くという考え方です。

自分の価値は自分で決めるということを忘れなければ、
他者に承認を求め続ける人生から脱却出来るでしょう。

結婚生活でお悩みの方も必見

当著書では結婚というテーマも取り上げられています。
どうしたらパートナーとの関係がうまくいくのかという悩みに対しても
非常に有効な考え方でした。

それは「わたし」の幸せという考えから、「わたしたち」の幸せという考えに変えることです。

何か物事を考える時に、主語が「わたし」になっている方も多いのではないでしょうか。
頭ではそれは良くないと分かっていても、冷静に考えると自分本位になっていることは
誰にでも珍しいことではありません。

この主語を「わたしたち」に変えるだけで、関係は必ず良好な方向に向かいます
このように仕事のことだけではなく、結婚生活に悩んでいる方も学びの多い内容となっています。

まとめ

自己啓発本として取り上げられがちな著書ですが、
前述のように結婚というテーマでも話が展開されていきます。

その他にも教育というテーマで子育てにも関連するものがあったりと
様々な悩みをお持ちの方が読んで損はない内容になっています!

「嫌われる勇気」同様に対話形式で描かれていて、
非常に読みやすい著書になっておりますので、
ぜひその他の内容も気になる方は読んでみて下さい!

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