マーケティングの大事な考え方が詰まった1冊!!

書籍紹介

マーケティングの基礎知識を解説した著書は多く存在しています。
どんな本から手を付けたら良いのか、わからなくなってしまいますよね。

そんなあなたにおすすめの1冊がこちらの著書です!

USJを劇的に変えた、たった1つの考え方 成功を引き寄せるマーケティング入門 単行本 – 2016/4/23
森岡 毅  (著)

USJという誰もが知っている題材からの成功事例をもとに
マーケティングの基礎知識が詰められたわかりやすい内容になっています。

今回は当著書から大事だと思ったポイントを少しだけご紹介させて頂きます!

戦略と戦術の違い

マーケティングにおいて、「戦略」という言葉はよく使われます。
では「戦略」とは何か?
改めて聞かれると、明確に答えられなかったり、勘違いしている人も多い部分です。

戦略とは、目的達成のために集中してリソースを投下することです。
つまり、選択と集中です。
逆を言えば、やらないことを明確にすることも戦略の1つです。

では「戦術」との違いは何なのか?
戦術はその戦略についての具体的な作戦や方法のことです。

なぜ戦略が必要なのか?

「戦略」と「戦術」の違いが分かったところで、そもそもなぜ「戦略」が必要なのかを
考えてみましょう。

何かを成し遂げようと思った時に、資源が無限ならそもそも何かを選択する理由はありません。
経営における資源とは主に6つあります。

・ヒト
・モノ
・カネ
・情報
・時間
・知的財産(ブランドなど)

単純に考えれば、ヒトもカネも時間も無限にあるならば、
やりたいことを全てやってしまえば良いのです。
しかし現実はそうではありません。
全て必ず不足している部分が存在するため、「戦略」は必ず必要になります。

勝てるラインを見極めて選択と集中をする

選択と集中をする時に、重要なポイントが“勝てるラインを見極める”ということです。
よくある失敗パターンとして、資源を色々なところに分散して投資してしまい
全てが勝てるラインに満たないことです。
それであれば、1つのところに資源を集中して投下し、
その1つを確実に勝てるラインを超えるようにすることが大切です。

これは企業に限ったことではなく個人にも言えることです。
勉強などの自己投資をする場合に、色々やろうとして結局なにも身についていない人を
たまに見かけますよね。
それと同じことで、限られた時間の中で何をするか?
どこまで何をやれば勝てるラインになるのか?
これを見極めてやっていくことが非常に重要なポイントになります。

まとめ

「戦略」と「戦術」の違いや、いかに戦略が重要かという点は
ご理解頂けたのではないでしょうか。

当著書ではこのような内容の他にも、
具体的な事例や手法が多く紹介されています。

マーケティングについて学びたい方は読んでおいて損はないと思います。
ぜひ一度読んでみて下さいね。

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