2025年を制覇する破壊的企業

書籍紹介

この1年足らずで日本だけではなく、世界中の生活様式が一変しました。
それでは2025年頃、どうなっていると思いますか?
感染症が落ち着き、今まで通りの生活に戻っているでしょうか。
それともこれを機にいわゆる更にDX化が進み、予想も出来ない未来が待っているでしょうか。

今回ご紹介する著書はそんな未来をリアルに想像させてくれる一冊になっています!

2025年を制覇する破壊的企業 (SB新書) 新書 – 2020/11/6
山本康正  (著)

2025年はどうなっているか?

当著書はまず、2025年の想像される未来について
実際にひとりひとりの生活でどのような技術が使われているかを描写した内容から始まります。
例えばこのような未来の一部です。

  • 通勤では電車ではなく”ロボタクシー”が主流になっている
  • 同じドラマでも異なる100万通りの結末があるドラマを観ている
  • AIが子どもに九九を教えている

どこか映画で観たことがあるような、SFの世界だと思っている人も多いかもしれません。
しかし実際にはこのような未来がすぐそこまで来ているのです!

主要IT企業としてよく使われる言葉として、GAFAというものがあります。
Google、Amazon、Facebook、Appleの頭文字から、この4社のことをいいます。

しかしこのGAFAに注目しているのは日本だけだと言います。
当著書では次の11社が未来を作っていくだろうと予想しています。

Google、Amazon、Facebook、Appleに加え、
Netflix、Microsoft、テスラ、インポッシブル・フーズ、ロビンフッド、
クラウドストライク、ショッピファイの11社です。


ではこの11社がどのように未来を作っていくのでしょうか。

コングロマリット化が加速する未来

コングロマリットとは、M&Aなどによって市場も技術も関係ない複数の分野から
形成された複業企業のことです。

今後更にこのような現象が加速し、前述の11社が未来を作っていくというのです。

今までは各分野ごとにそれぞれの主要企業がいました。
しかしコングロマリット化が進むとどうでしょう。

例えば金融業界です。
今ではスマートフォンがあれば決済まで簡単に出来る時代です。
そうなると、スマートフォンで強みを持っているAppleがこの金融の分野まで
進出して力をつけてくることは容易に想像されます。

また、ロボタクシーが普及してきたらどうでしょう。
冒頭での説明の通り、鉄道の需要は激減し破壊されるかもしれません。

このように業界を超えて強い力を持った企業が台頭してきます。
その台頭してくる企業はこの先必ず必要となってくるITの力を持っているため
現行のやり方に頼っている企業はかなり厳しくなってくるでしょう。

まとめ

今、あなたがいる業界はどうでしょうか。
DX化がなかなか進まないと足踏みしていると、一気に飲み込まれてしまうかもしれません。
実際に今では鉄道業界も新しいビジネスを模索してサブスクでの利益創出のための
戦略を実行し始めていたり、今まで安泰と考えられていた事業もそうではなくなっています。

今後個人としても企業としても生き残っていくためには、
未来の流れを読んだ今の行動が必要になってくるかもしれませんね。

コメント

タイトルとURLをコピーしました