人間の幸福度はどのよう決まるのでしょうか。
同じ出来事が起こったとしても、捉え方やその人の置かれている状況などによって
幸福度への影響は大きく異なってきます。
今回はこ幸福度というテーマで、自己解決型と他者依存型という2つの特性の話や
どういった感覚が大切なのかということをご紹介していきます!
今回の参考著書はこちら…
自己解決型と他者依存型
人間の特性として、自己解決型と他者依存型という分類分けがあるそうです。
どちらに分類されるか、実験の例が書かれていました。
・同じ長さの線を5本用意
・5人にこの線の長さが同じか異なるかを答えてもらう
・この5人のうち、4人はサクラで、「線の長さは異なる」と答えてもらう
・残り1人は明らかに線の長さが同じだったとしても、4人と同じく「異なる」と答えてしまう
あなたがこの1人だった時、どう答えますか?
ほとんどの人が同調して「異なる」と答えてしまうのではないでしょうか。
このように他者の意見に依存してしまう方が、他者依存型というわけです。
反対に、ここで自分の意見を突き通し、「線の長さは同じ」と言える方が
自己解決型ということになります。
そしてここでポイントなのが、自己解決型の人のほうが幸福度が高いということです。
ではその点についてもう少し詳しくご紹介していきます。
コントロール出来るという感覚
幸福度に大きく影響しているのは、自分でコントロール出来るという感覚です。
先程の自己解決型か、他者依存型かという分類で見ると、自己解決型の人の方が
他者に左右されていないため、自分でコントール出来ている感覚が強いです。
そのため幸福度が高いということになります。
このコントロール出来るという感覚について、
もちろん実際にコントロール出来るものであれば一番良いですが、
考え方を変えるだけでも十分効果があります。
例えば毎朝通勤する時に、毎日渋滞に捕まってしまう箇所があるとします。
この時に、「毎日ここで時間をロスして最悪だ…」と考えるか
「下道で行ったらもっと早く着けるかもしれない、自分だけの裏道も見つけられるかもしれない」
「少しだけ時間をずらして渋滞を避けることが出来るかも?」
といった具合に、自分の行動次第でコントロール出来るものだと考えられるかどうかで
会社に出勤した時の気持ちは大きく変わってくるでしょう。
まとめ
日々の出来事に対して、自分ではどうしようもないことだと感じてしまうことも多いと思います。
実際にどうなのかはさておき、このようにコントロール出来ているという考え方に自分の中で
変換していくだけで、大きくポジティブな方向に気持ちは転換していきます。
幸福度を上げるためにな巨大な富も名声も必要ありません。
まずは日々の日常から幸福度を上げられるように、少しだけ違った捉え方が出来るように
意識してみてはいかがでしょうか。
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