マネジャーとしてやるべき仕事は何だと思いますか?
チームの方向性を示すこと、メンバーのやる気を引き出すことなど
色々なことが思い浮かぶと思います。
その想像の多くは、何か「大きな力」が必要な気がするかも知れません。
しかし実際には、もっと些細なことに気を配ることが大切だと言います。
今回は著書「マネジャーの最も大切な仕事」からタイトルの通り、
マネジャーはどんなことをすべきなのかを学んでいきます!
インナーワークライフとは
当著書では「インナーワークライフ」という言葉がしばしば出てきます。
「インナーワークライフ」とは
個人が仕事の中の出来事によって得られている満足度を指します。
これは以下の3つの要素から構成されているものとされています。
- 認識
- 感情
- モチベーション
この3つの要素が相互作用して形成されているのが「インナーワークライフ」です。
こういった個人の間違った認識、怒りなどのマイナスの感情、モチベーションの低下などが
組織にとって悪い影響を与えることはなんとなく想像がつきますよね。
ではこれは意識するとはどういうことなのでしょうか。
小さな出来事が大きな影響を与える
「インナーワークライフ」に大きく影響するのは、小さな出来事だと言います。
普段の仕事を思い返してみて下さい。
自分自身、マイナスな感情やモチベーションの低下に繋がっている出来事は何でしょうか?
例えば、私ならこんな情景が浮かびました。
- 上司に相談しても目を見て話してくれない
- 会議で思い切って意見を言ったけど全く相手にもされなかった
- 毎回上司が少しだけ会議に遅刻してくる
これらは日常の些細な出来事かもしれません。
そのためマネジャーはそこの問題に目を向けず、大きな目標の修正などに
必死になっているかもしれません。
しかし実際にはこういった小さな出来事が「インナーワークライフ」に影響しているのです。
当著書では小さな出来事の28%が大きな出来事に繋がっているとも書かれています。
まとめ
マネジャーとして成果が出る組織を作るためには、
「インナーワークライフ」を意識することが重要です。
そのためには大きなものに目を向けるのではなく、まずは些細な部分で
問題はないのか見つめ直すことが必要です。
「インナーワークライフ」に影響している些細な出来事は何でしょうか?
実際に自分の職場の状況に置き換えてみるとイメージがつきやすいかもしれませんね。
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