読書は大事と思っていても、どうしても時間や集中力が必要で
なかなか続かない、続いても頭に入らないと悩んでいる方は多いのではないでしょうか。
私も、もっとたくさんの本を短時間で読めて、更にちゃんと記憶に残す方法は
ないのだろうかと都合の良いことを考えていました。
そんな時にこの「読書を操る超読書術」という著書に出会いました!
1日20冊なんて嘘だろう?と思うかも知れません。
ではこの超読書術とはどのようなものなのか、早速ご紹介していきます!
知識を操るための3つのアクション
知識を操る読書のためにはこの3つのアクションを実践すべきと書かれています。
- 本を読む準備をする
- 本の読み方を知る
- 本から得た知識をアウトプットする
更にこの中で1番重要なのは1つ目の「本を読む準備をする」ことです。
事前に準備をしているかどうかが読書の成功の7割を握っているというのです。
なぜ事前の準備が大事か?
献立を決めずにスーパーに行くと、どんな食材を買って良いのかわからずに
選ぶのに時間がかかってしまいますよね?
この本を読む事前準備もそれと同じことが言えます。
事前に「この本を読む目的」を明確にしておくのです。
本を読む時は、たいてい何か悩みを解決したい、知識を得たいという目的があるはずです。
その目的を明確にしておくことで、迷子にならずに済みます。
当著書では、一般的によく読書術として使われるような
速読、多読、選読はフェイクだとばっさり切っています。
短時間でたくさん本を読み、その内容を記憶に残すためには
スキミング=拾い読みで読む箇所を減らすことが有効です。
スキミングの方法
スキミングのやり方として、まず表紙を見て概要を掴むこと。
その後に目次を見て、気になった章をスキミングしていきます。
事前準備の、「目的を明確にしておくこと」をしっかりと実践していることで
このスキミングの際に自分に必要な情報を見つけることが出来ます。
しかし私が1番大事だと思ったのはこのスキミングのための条件です。
それはその分野において”基礎知識を持っていること”です。
いくらスキミングしようとしても、全く知らない専門用語がいくつも出てきたら
その単語の意味がわからず内容が入ってくるはずがありません。
なのでまずは近道をしようとせずカメのようにコツコツと
教科書や入門書から入って基本を学び、知識の土台を着実に作ることが必要です。
まとめ
今回は「知識を操る超読書術」から、
事前準備の大切さ、スキミング=拾い読み、そしてそのスキミングのために
必要な基礎知識についてご紹介致しました。
まだスキミング出来るレベルの知識はないなと思う方は、
まずは簡単な入門書から読書を始めてみて下さい。
もしある程度その分野の知識がある場合は、ぜひスキミングを試してみましょう。
本を全部読もうとせず、必要な部分を確実に自分の力に出来るかも知れません。
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