コンサルティングの仕事をしていなくても問題解決の力は重要です。
では、一流のコンサルタントはどのようなことを意識して取り組んでいるのでしょうか。
著書「コンサルを超える」に目からウロコの内容が書かれていたので
特に気になったポイントをご紹介していきます!
真理より心理
私が1番ハッとさせられたのはこの部分です。
「真理より心理」。
つまり、問題となる部分は分かっていたとしても、その問題解決に向けて
実行していくことの方が大事ということです。
人は変化を嫌います。
「真理」が明確になっていたとしても、人のその変化を嫌う部分など
様々な「心理」が問題解決の実行を邪魔します。
そのためコンサルタントの腕の見せどころの1つとして
答えを信じさせて、実行させることとが重要と言います。
どんなに正しい「真理」を導きだしても、当事者が実行出来ないと思ったら
必ず解決には向かいません。
実際に、自身の仕事の中でも身に覚えがありませんか?
これは変えたほうが改善に繋がると頭では分かっていても
ずっと放置されている問題があるのではないでしょうか。
自分自身の「心理」が邪魔をしているかもしれませんし、
頭の固い上司の「心理」が邪魔をしているのかもしれません。
ここを追求していくことで、問題解決に繋がっていくのではないでしょうか。
チョークポイントを探す
ここでいうチョークポイントとは、課題の根っこの部分という意味になります。
首を絞めているようなという由来を考えればわかりやすいかもしれません。
問題になっている部分というのは意外と自分で自分の首を絞めていることが多いと言います。
当著書の中でも、ある企業の社長から社内の問題について相談をされた時に
掘り下げていくと結局その社長自身が問題となっているケースも少なくないということが
書かれています。
本当の問題はどこなのか?
常に定説を疑いながら仮説を立てて検証していくことが重要です。
まとめ
「真理より心理」、「チョークポイント」。
この2つを意識しておくだけでも問題解決能力が上がるかもしれません。
まずは身の回りの問題を考えてみて、「チョークポイント」はどこなのか?
「心理」が邪魔をして進んでいない問題はないのか?などを探ってみることから
試してみてはいかがでしょうか。
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