部下や後輩とコミュニケーションが上手く取れず悩んでいることはありませんか?
思ったように成長してくれないと歯痒い気持ちも出てきます。
そんなお悩みに「1on1」という手法が有効かもしれません。
「1on1」とは、上司と部下で行う定期的な1対1のミーティングのことです。
前回ご紹介した「OKR」という手法とよく一緒に活用されます。
ではこの1対1のミーティングが何故有効なのか?
特徴やメリットをご紹介していきます。
「1on1」とは?
「1on1」は通常、毎週開催することが多いです。
時間は30分くらい、場合によっては15分くらいでも良いので
時間より頻度を意識した方がコミュニケーションが増えるきっかけとなります。
これは評価面談とは違い、あくまでも部下の成長のために行うものです。
ではなぜこの「1on1」が部下の成長のために有効なのでしょうか。
「1on1」のメリット
メリットは大きく以下の3つです。
- コミュニケーションの量が増える
- 忙しい上司に相談して良いという安心感が生まれる
- 部下の自発的な成長を促進する
基本的に管理職となる上司は忙しいと思われているものです。
そんな上司に毎週相談の時間が欲しいなどと、なかなか部下から言えるものではありません。
しかしこの「1on1」のように、制度として毎週上司と部下が1対1で話をする場を
設けてしまうことで、当たり前にコミュニケーションを取り、相談をする場が生まれ、
部下自身も成長を考えるきっかけになると言えます。
「1on1」で注意すべきこと
注意すべきことは以下の3つです。
- 開催頻度を固定すること
- 上司は基本聞き役に徹すること
- 部下からアジェンダを用意すること
前述の通り開催頻度は長く期間を空けたりせずに、
定期的に、出来れば毎週行うのがよいでしょう。
また、目的はあくまでも部下の成長のサポートになりますので
必ず当日の議題は部下から用意し、事前に共有するようにしましょう。
そうすることで、部下自身が課題について考えるきっかけにもなります。
まとめ
このように上司と部下が自然とコミュニケーションを取る文化を作ることは
部下の成長を促すために非常に重要です。
在宅勤務なども広まってきている中で、上司が思っている以上に
部下は相談しづらいと思っているものです。
「1on1」の手法のように、定期的に時間をとることを普通にして
ぜひ部下の成長のきっかけにしてあげましょう。
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